カモミールローマン
【系 列】 フローラル系エッセンシャルオイル
【科 目】 キク科
【英語名】 Roman Chamomile
【外国名 】 英語 chamomile、フランス語 camomille
【別 名 】 カミツレ・カミルレ
【学 名】 Anthemis nobilis Matricaria recutita・ Chamaemelum nobil
【原産国】 インド・ヨーロッパ
【抽出部位】 花
【香りの強さ】 4
【精製法】 水蒸気蒸留法・ 抽出率1%未満
【オイルの特徴】 古代から薬草に使われてきたカモミールローマンは精油としても抜群の効果が期待できます。ただ、香りがきらいという人も多いですが、今一度弊社のカモミールローマン・ジャーマンをお試しください
【精油のイメージ】 かるい絹のようなサラッとした精油フローラルでフルーティー甘さは控えめ、まさに青リンゴのようです。
【店主の一言】 このオイルほど好き嫌いがはっきりしている精油は珍しいと思います。
皆さんの知っているカモミールの香と、ショップで大金叩いて購入した精油の香が余りにも違った?という経験は無いでしょうか?
はじめにそんな経験をしてしまえば、その香がトラウマになってしまい、その精油が嫌いになってしまった、と言う話もよく耳にします。
それには理由があるのです、カモミールローマンほど当たり外れのあるオイルは無いと思います。
酸化が他のオイルに比べて早い上に、ショップの保存の仕方が悪いのも原因だと思います。私が経験したショップのテスターのほとんどは駄目になってしまっています。
常温で保存の聞かない精油も有りますので気をつけてくださいね。
弊社のカモミールは出荷するときに香を確かめ詰めてお送りするので、まずそんなことはありません。ぜひ一度お試しください。
【保存の注意】 カモミールローマンは繊細で常温では数ヶ月も保存が利きません。冷蔵庫に保存をお奨めします。また、購入後はできるだけ早めにお使いください。
【成分分析表】
LOT No.001623 2009/2
酸価 <8
屈折率(20℃)1.441
比重(20℃)0.904
旋光度(20℃) 0
<成分>
成分名 含有%
[テルペン系炭化水素]
α-ピネン 2.20%
[アルコール]
トランスピノカルペオール 4.53%
[エステル]
アンゼリカ酸イソアミル 20.12%
アンゼリカ酸イソブチル +
メタクリル酸イソアミル 35.00%
酪酸イソブチル 8.02%
[ケトン]
ピルカノボン 3.03%
言葉 ・・・ 苦難の中で ・苦難に耐えて・親交
・菊(きく)科。
・学名 Matricaria recutita
Matricaria : マトリカリア属
Matricaria(マトリカリア)は、
ラテン語の「matrix(子宮)」が語源。
婦人病に薬効があることから。
「カモミール」の語源はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味する「chamaemellon」で、これは花にリンゴの果実に似た匂いがあるためである。
英語ではカモマイルと発音することもある。フランス語ではカモミーユ。
カミツレ(加密列)の和名もあり、オランダ語のカミッレ(kamille)が語源。旧仮名遣いでは促音の「っ」を大きな「つ」で書いていたためにこのように訛った物と思われる。
カミルレとも。
属名の「マトリカリア」は「子宮」を意味し、婦人病の薬として用いられていたことに由来する。
古代エジプト人はローマンカモミールを太陽神への捧げ物とし、治癒の秘薬、最高のハーブとしてたたえ、ギリシャでは、熱病や婦人病の治療薬として使われていました。
サクソン人(古代イギリス人)に「メイセン」という名前で知られていたカモミールは、イギリスで最も古くから有名な薬用植物のひとつです。
カモミールの花の芳香はよくリンゴの香りにたとえられます。ギリシャ人がカモミールを「カマイ・メロン」(地面のリンゴ)と呼んだのも、そのためでした。このカマイ・メロンからカモミールの英語名、カモマイルができたのです。
また、カモミールは植物のお医者さんとみなされてきました。ほかの植物を健やかに保ってくれる力があるからです。カモミールはデージーの仲間で、普通種デージーによく似ています。その上を歩くと芳香が立ち上るので、
中世のころカモミールは床などに「まき散らす薬草」としてよく利用され、また庭園の小径などにもわざわざ植えられたりしました。
1638年に書かれた、ウィリアム・ロースン著の造園書には、「テッサリアの神殿の森のごとく、広くてゆったりとした散歩道には、砂利と砂を敷き詰め、ベンチを設けて、カモミールを植えるとよい。心身ともに健康になるであろう」とあります。