学名：Cymbopagon winterianus
　　　　　(セイロン種はCymbopagon nordus)
　　科名：イネ科
　主産国：インドネシア・スリランカ・南米
抽出部位：全草
　抽出法：水蒸気蒸留法
　主成分：ゲラニオール・シトロネロール・シトロネラール・リモネン
　　　　　カンフェン・酢酸ゲラニル
【オイルの特徴】
シトロネラの精油は、レモンに似た鮮烈で強い香りが特徴です。
イネ科の植物ですが、香りは柑橘系として分類されます。高級精油のメリッサ（レモンバーム）にも香りが似ています。

【精油のイメージ】
柑橘系のかなり強い精油、ファンは居るらしいのですが、私も苦手な精油・・・


【その他メモ】
　　・トップノート
　　・香り→柑橘系　軽い甘さがある　爽やかなレモンのような香り
　　・香りの強さ→中〜強め
　　・メリッサに似た爽やかな香りが特徴
　　・1980年頃まではスリランカ原種のセイロン種が中心だったが、80年代から
　　　インドネシア産のジャワ種が登場　どちらもほぼ同じ特性
　　・ジャワ種は収油率が低いものの、シトロネラールの含有量が多い　品質が
　　　優れているので高級香水に利用
　　・レモングラスの近縁種だが、レモングラスの生葉はハーブティーなどで人気
　　　だが、シトロネラの生葉には臭みがあるので生葉では使われない　精油でも
　　　乾燥させた葉を使う
　　・防虫、特に蚊に対する効果が優れており様々な防虫グッズの原料に使われて
　　　いる
　　・妊娠中，授乳中の使用は避ける
　　・肌の弱い人は控えめに使用する

【店主の一言】
　　・防虫に無くてはならない精油です。何かにしみ込ませてタンスの端にでも入れておくとナフタリンの代わりにもなります。夏の夜にシトロネラキャンドルを炊いて夕涼みも良いかも？
香りを楽しむときは１００倍くらいに薄めて