ヒヤシンスＡｂｓ
【学名】 Hyacinthus orientalis
【科名】 ユリ科
【主産地】 フランス、オランダ
【製法】 花の溶剤抽出
【主な成分】 Farnesene, 2-Phenethyl alcohol, Cinnamyl alcohol, Vanillin, Cinnamic aldehyde, Acetic acid, Methyl anthranilate,Eugenol, Benzyl alcohol, Benzyl acetateなど
【香りの特徴】 ヒヤシンス特有のフローラルグリーンで重厚な花の香り
[その他メモ]
　　・フローラル系
　　・花から上品な香りがするので高級香水の原料として利用されている
　　・ヒアシンスの名はギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来する　同性愛者のヒュアキンスが、両性
　　　愛者である医学の神アポロンと円盤投げに興じていた際その姿に嫉妬したヒュアキントスに思いを寄
　　　せていた西風の神ゼピュロス(彼もまた同性愛者)のいたずらにより、円盤がヒュアキントスの額に当
　　　たってしまった　アポロンは懸命に治療するがその甲斐なく大量の出血によりヒュアキントスは死んで
　　　しまった　ヒアシンスはこの大量に流れた血から生まれたとされている　このことより、花言葉は「悲　
　　　しみを超えた愛」となっている
　　・ヒアシンスの最も適した使用法はフレグランスとして使用すること
　　・疲れた心を活性化させてくれると言われていて、自尊心と創造性を向上させるとされている　また、ヒ
　　　アシンスの香りは、ストレス，緊張及び悲しみを緩和するのに役立つと言われている


【店主の一言】 ヒヤシンスから水蒸気蒸留で精油を採油することはできません。溶剤抽出でも非常に希少です。植物的に栽培が難しいことと、収率が極めて低いことが原因です。